最近よく見かける新聞のようなカタログ。
アパレルショップの多くはカタログに『タブロイド新聞』を活用するお店が増え、雑貨屋さんやパン屋さんなどでもよく見かけるようになりました。
『タブロイド』とは?
タブロイドとは、新聞型冊子に用いられる『タブロイドというサイズ規格』の事です。他にも『ブランケット』『輪転B4』などのサイズがありますが、特に人気なのはこの『タブロイド』サイズ。通常の新聞より一回り小さいサイズです。
基本的には『タブロイド新聞=タブロイドサイズで作られた新聞型冊子』を意味しますが、サイズに限らず、新聞のような形をしたカタログ・冊子を『タブロイドカタログ』や『タブロイドペーパー』と呼ぶこともあります。
重ね合わせた用紙を二つ折りにしただけのシンプルな構造の冊子です。
用紙は、新聞の様な更紙から写真やイラスト画像がキレイに表現できるコート紙まで充実しています。
個人的には、ザラザラした更紙の質感なのに白色度が高くしっかり読みやすい『高白更紙』が好きです。
タブロイド=ゴシップ誌?
『タブロイド』という言葉から『ゴシップ紙』と連想する方も多いと思いますが、元々芸能ニュースなどのゴシップ記事を扱う大衆紙がタブロイドサイズを用いていたことで、タブロイドがゴシップ紙の代名詞になったようです。
実際は、あくまで『サイズの名称』ですので、カタログやフリーペーパーにも用いられています。タブロイド=ゴシップ誌とは限りません。
新聞型冊子の特徴
新聞型冊子の主な特徴は、四方に白フチが入り、白フチの一部がギザギザになることです。また、白フチの一部に「鍵穴」が入り、ダイヤマークと呼ばれるものも印刷されます。
四方に白フチが入り、白フチの一部がギザギザになることです。また、白フチの一部に「鍵穴」が入り、ダイヤマークと呼ばれるものも印刷されます。
これは印刷機(輪転機)の印刷工程の都合上しかたなく入る特徴なのですが、
これらの特徴も含め雰囲気のある冊子に仕上がります。
ダイヤマークと鍵穴
波線の断裁
新聞のようなカタログを作ってみませんか?
是非一度タブロイド判の素敵なカタログを作ってみてはいかがでしょう。