最近25度超えの日が続き、夏が近づいていることをしひしと感じています。
夏…といえば、Tシャツ!
そう、ベストプリントでもオリジナルTシャツを作ることができるんですよ。
トップページから左メニューを見てみると…
ヘビーウェイトTシャツだけで4種類ある…!?どれを選べばいいの?
と迷われた方に!
実は()の中に書いてあるものは「印刷方法」なんです。紙の印刷に「オフセット印刷」「オンデマンド印刷」があるように、布への印刷も様々な方法があるんですね。
「どれが一番いいの?」となると…印刷方法それぞれに特徴があるので、一概には言えません。今回はそのあたりを解説したいと思います!
まずは印刷したい柄を思い浮かべて、下のフローチャートから、ぴったりの印刷方法を探してみましょう!
目次
インクジェット印刷
家庭用プリンターのように、インクを吹き付けて印刷する方式です。紙への印刷と同じようにフルカラーで印刷することができ、グラデーションなど繊細な色も表現できます。インクを布に染み込ませる方式ですので「印刷部分がゴワつく」ということもなく快適な着心地です。
透明インクを使用するため濃い色の生地に印刷することができません。また、紙への印刷と比べると若干滲む・ぼやけた印象になってしまいます。(あくまで『紙と比較して』ですが…。)
こちらはトートバックのキャンバス生地にインクジェット印刷したもの。同じ印刷方法でも、生地の色や質感によって印象が異なります。
印刷色:フルカラー
ウェア色:白か淡い色のみ
メリット:着心地に影響しない
デメリット:細かい絵柄は若干滲んでしまう
シルク印刷
一般的に流通しているTシャツで最も多い印刷方法かもしれません。メジャーな印刷方法のためか、ウェア色もインク色も種類豊富です。インクジェットとは違い不透明なインクを使用するため、濃い色の生地でも明るい色のインクで印刷することができます。
写真やグラデーションはちょっと苦手。。目の大きいアミ点画像に加工してから入稿する必要があります。
少部数だと割高になってしまいますが、逆にたくさん印刷したいときにはおすすめの印刷方法です(1着あたりの価格がお安くなります!)。
印刷色:1~2色
ウェア色:濃い色もOK
メリット:選べる色が多い・大量生産できる(100部まで)
デメリット:少部数だとちょっと割高
熱圧着
色のついたシートを印刷したい形にカットし、熱を加えて生地に定着させる方式です。「印刷」というより「カッティングシートを貼り付ける」というイメージです。
インクではなくシートをカットして表現しているので、滲まず、鋭角のデザインもくっきりと仕上がります。
シートの色は、セルカラー(ツヤあり・全16色)とファインフレックス(ツヤなし・全28色)の2タイプ・合計44色から選べます。
プリント部分は熱で接着しているので、乾燥機やアイロンを使用すると剥がれてしまうことがあります。
印刷色:1色
ウェア色:濃い色もOK
メリット:滲まず、鋭角もはっきりと表現できる
デメリット:乾燥機やアイロンに弱い
転写
布に直接印刷するのではなく、転写用のシートに印刷して、シートから布へ写す方式です。転写シートは滲まない素材なので、フルカラーでもぼやけずはっきりとした仕上がりです。
シートを張り付ける関係上、柄によってはフチが1~5mmほど必要になります。
印刷色:フルカラー
ウェア色:濃い色もOK
メリット:フルカラーで滲まない
デメリット:デザインの周囲にフチがつく場合がある
ホイル・ホログラム
まず印刷したい部分に糊を塗り、その粘着を利用してホイルシートを貼りつける方法です。金箔のような仕上がりになります。また、ホログラムではより特別感を表現できます。
印刷色:1色
ウェア色:濃い色もOK
メリット:キラキラした印刷で特別感を演出できる
デメリット:他の印刷方法と比べると価格が高め
…このように、印刷したい柄や必要な枚数によって、最適な印刷方法が異なります。
ぴったりの印刷方法はありましたでしょうか?
どれにするか決まったら、下のボタンをクリック!
ご注文お待ちしております!
フルカラーでTシャツ印刷をしたい場合はどの印刷方法がオススメ?
フルカラーの場合は、インクジェット印刷か転写がオススメです。グラデーションなど繊細なカラーも表現することができます。
シルク印刷とはなんですか?
インクジェットとは違い不透明なインクを使用するため、濃い色の生地でも明るい色のインクで印刷することができます。細かいデザインを表現することはできず、アミ点画像に変換してから入稿する必要があります。また2色までしか使用することができません。
熱圧着のメリットはなんですか?
色のついたシートを印刷したい形にカットし、熱を加えて生地に定着させる方式です。これにより、デザインが滲むことなくくっきりと仕上げることができます。ただしプリント部分は熱で接着しているので、アイロンや洗濯方法によってははがれてしまうことがあります。