「マンガでわかる初めての印刷通販」第5回目、最終回の内容は入稿してみよう!です。
前回作成した入稿データ(PDF)を、BEST PRINTの入稿フォームにアップロードします。
この記事は、
このような疑問におこたえする内容となっています。
「PDFデータを問題なく入稿したい!」とお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
入稿フォームとは?
入稿フォームとは、作成した入稿データをアップロードするページのことです。
作成したPDFデータをWeb上で印刷会社に入稿できるので、郵送手続きをする必要もありませんし、郵送料もかかりません。
BEST PRINTでは「注文 → データ入稿」の順で入稿します。
注文するには、まず無料会員登録する必要がありますので、下記ページから無料会員登録を済ませましょう。
無料会員登録をすると1,000円分のポイントが貰えたり、充実のペーパーサンプルが請求できたりします。
大変おトクなのでおすすめです。
入稿は「注文 → 入稿」の順でおこなう
会員登録を済ませたら先に「注文」をします。
今回は「A4チラシ 片面カラー 100部」の内容で注文するので、その手順をご紹介します。
「注文」する
1.「フライヤー・チラシ印刷」の「オフセット印刷 A4サイズ」を選択します。
2.「紙質」は特に指定がなければ「コート90kg」でOKです。
「表面 4色カラー」「裏面 なし」を選択します。
3.今回「加工」をする必要はないので指定しません。
4.納期は「7営業日」が最安なので、余裕をもった入稿がおすすめです。
- お届け先が九州エリアの場合、コート・マット紙の135kgまでの紙質以外は、お届けに中1日かかります。(離島の場合、数日かかります。)
- お届け先が北海道・沖縄の場合、お届けに中1日掛かります。(離島の場合、数日掛かります。)
5.「注文ページへ移動」をクリックします。
6.「入稿データの種類」は「規定外PDF」にチェックを入れます。
7.「サイズ A4サイズ」を選択し、「折り加工」は必要に応じて選択します。
8.「簡易校正・本機色校正」は「本刷りの前に一度チェックしたい!」とお考えの方におすすめのサービスです。
- 入稿データがちゃんと作れているか自信がない
- 大勢の人に配るのでミスがあっては困る
- 人物写真が多いので、顔の色味など細かくチェックしたい
例えば上記のような場合に利用すると便利です。
今回は趣味のチラシで、部数も少なく色味もそこまで気にしないものなので「校正なし」にします。
9.そのほかの加工も必要ないので選択しません。
10.「入稿データ優先スピードチェック」は「入稿から3時間後以内に、入稿データを確認して結果を報告してくれるサービス」です。
Adobe系ソフトでの入稿のみ対応可なので今回は利用できません。
11.「データ修正サービス」なども必要であれば選択します。
特にサービスやオプションを選択しなければ、100部720円という破格値での注文が可能です。
12.注文内容を確認して、問題なければ「発注手続きに進む」をクリックして注文します。
「入稿」する
それでは「入稿」していきます。
1.「マイページ」の「入稿フォーム」をクリックします。
2.「ご注文番号」を選択します。
3.「入稿ファイル」を選択します。(1GBまで対応可)
4.「ファイルを送信する」をクリックして入稿完了です。
オフィスデータからPDFデータを作成した場合【3つの確認事項】
今回はオフィスデータからPDFを作成しました。
その場合、以下3点を確認してから入稿する必要があります。
- サイズ
- フォント
- 文字切れチェック
それぞれ詳しくご説明します。
サイズ確認
「サイズ確認」では作成したデータのサイズと、注文する物のサイズが一致しているかを確認します。
今回はA4チラシなので210mm×297mmですが、WordやPowerPointで作成した場合ドキュメントサイズは290mm×377mmになります。
フォント確認
「フォント確認」ではフォント(文字)の不備がないかを確認します。
- 文字化け
- レイアウト崩れ
このような点をチェックします。
今回は手描き原稿をスキャンしたものなので、フォントは使用していません。ですのでフォント確認の必要はありません。
もし、Word等で文字を入力した場合はPDF化したあとフォントをアウトライン化する必要があります。
PDFの文字をアウトライン化する方法
PDFの文字をアウトライン化する手順は以下のとおりです。
- AcrobatでPDFデータを開く
- 「ツール」→「印刷工程」→「分割・統合プレビュー」を選択
- 「すべてのテキストをアウトラインに変換」にチェックを入れ、適用を選択
以上の手順で、PDFデータの文字をアウトライン化することができます。
文字切れチェック
「文字切れチェック」では、仕上がり線付近に「見切れては困る文字」がないかどうかをチェックします。
断裁の際に生じるズレによって、仕上がり線付近の文字は見切れてしまう可能性があります。
見切れてはいけない文字(またはデザイン)は、仕上がり線の内側3mmの位置までに入るよう気をつけてください。
よくある質問
データチェックに掛かる時間はどれくらいですか?
原則、ご入稿から24時間以内にデータ確認をいたします。
データアップロードの最大容量はどのくらいですか?
1回のアップロードの最大容量は1GBまでとなります。
データ入稿のアップロードが上手くできません。何か原因はありますか?
ブラウザを変えて再度お試しください。
データ入稿はどうするの?
発注フォームにて商品のお届け先・お支払い方法などをご入力いただき、注文が完了した後に、データ入稿フォームが表示されます。案内に沿ってご入稿をお願い致します。
データの不備は修正してもらえますか?
ご入稿データに不備があった場合、原則として『お客様にて修正を行なっていただき再入稿していただく』という流れになりますが、サイズや塗り足しなど一部の修正は弊社で対応可能です。
CMYKにできずRGBでの入稿になってしまいますが、大丈夫でしょうか?
弊社にてカラーモードを変更いたしますが、色が変わります。
まとめ
以上、「マンガでわかる初めての印刷通販」第5回目・完、入稿してみよう!をご紹介しました。
シリーズを通して「印刷通販への入稿は意外とカンタン!」ということが、お分かりいただけたのではないでしょうか?
BEST PRINTでは無料会員登録後に1,000円分のポイントをプレゼントしています。
「まずは入稿までの手順を実際に体験してみたい」という方は、無料で試すことができますので、ぜひ無料会員登録をおこなってみてください。