バーコ加工とは、印刷後に粉末状の樹脂をかけて、熱を加えて硬化させる特殊加工です。
加工された箇所に樹脂による独特の光沢と厚みが加わり、より個性的な名刺・ショップカードに仕上がります。
また、印刷の上に加工するため、印刷面の保護効果もある加工です。
ベストプリントのバーコ印刷は、このバーコ加工がセットになった名刺印刷です。
目次
どんな風に仕上がるの?
バーコ加工の樹脂は無色透明なので、角度によっては『特殊加工のない一般的な名刺』に見えることもあります。ですが、見る角度や光の角度を変えると、バーコ加工が施された箇所だけ独特のツヤが現れます。
要注意ポイント
粉末状の樹脂を使用するため、希望した箇所以外にも樹脂の粉末が付着してしまうことがあります。
どうやって印刷されるの?
ベストプリントのバーコ印刷では、一般的なオフセット印刷を行ったあと、その上からバーコ加工を行います。
バーコ加工は片面のみとなり、両面にバーコ加工を行うことはできませんのでご注意ください。
バーコ加工の樹脂は基本的には無色透明ですが、経年劣化によって色が変化する場合があります。
バーコ加工とクリアニス印刷との違い
『印刷後に透明な樹脂で加工する名刺印刷』というのはクリアニス加工と同じですが、仕上がりを比較してみましょう。
バーコ印刷は、樹脂の厚みにムラがあり、でこぼこした仕上がりになります。水面や自然物の表現と相性がいい加工です。
クリアニス印刷は、ニス部分にムラがなく表面がツルッとした仕上がりになります。金属やガラスなどの人工物と相性がいい加工です。
例えばこんなデザインに!
水滴や絵の具、絵筆をモチーフにしたデザイン
樹脂のでこぼこした質感を生かし、水滴や絵の具、絵筆を使ったデザインに。水しぶきなど不規則なデザインの加工なら粉末も目立たなくなります。
無地の背景にバーコ加工で模様を描く
バーコ加工の樹脂は無色透明ですが、視覚的には加工箇所の印刷色が濃くなるように仕上がります。オフセット印刷がベタ塗りの無地でも、バーコ加工で模様を描けばより個性的な仕上がりに。
バーコ加工の凹凸のある質感で、特殊紙でなくても特別な質感に仕上がります。
文字の一部やロゴを強調させる
文字・ロゴだけをバーコ加工で強調させることもできます。指で触ってわかる凹凸ですので、視覚だけなく触覚へもアピール可能です。
ただし、仕様として指定箇所以外の樹脂の付着があるため、点字の再現には向きません。
データの作り方
基本的には通常の名刺と同じですが、『バーコ加工用レイヤー』を用意する必要があります。
バーコ加工用を施したい位置指定オブジェクト(K100%のパスオブジェクト)を置いてください。
パスを使用するため、入稿データはIllustrator形式のみの受付となります。
バーコ印刷で作ってみよう!
名刺、ショップカード、商品タグをより特別な1枚に!
バーコ印刷でより特別な一枚を作ってみてくださいね。
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