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【印刷サイト便利サービス!】納品先が複数あるときはまとめて印刷・分納した方がお得!

印刷サイトの分納って何?

1商品を2箇所以上に分けてお届けすることを「分納」といいます。

例えば

同じデザインのチラシを10箇所に1,000部ずつ送りたい

こんな時は

10箇所の納品先ごとに注文するのではなく

1万部で注文して、10箇所に1,000部ずつ分けて納品することができるのです。

分納先ごとに納品する部数を変えることも可能です。

注文が1回で済みますし、仕様によっては個別に注文するより安くなる便利でお得なサービスです。

  • 本部が各支店に納品
  • チェーン展開している企業が各店舗に納品
  • 販促印刷物などを各販売店に納品

こんな時に便利なサービスです。

分納の相場

1,200円〜1,600円

印刷サイトの分納の相場は1箇所につき1,200円〜1,600円くらいです。

多くのサイトは1箇所だけに無料なので、2箇所以上に送る場合2箇所目から有料になります。

印刷サイト分納料金(2021年12月現在)

印刷サイト分納1箇所の料金
ベストプリント1,570円
グラフィック1,500円
ラクスル1,518円
プリントパック​1,200円
東京カラー1,220円

(さすがプリントパックは商品も安いし、分納料金も安いんですね。)

印刷サイトの分納【メリット】

注文が一回で済む

納品箇所が多くなれば、その分注文作業も手間になります。

まとめて注文して分納すれば注文は1回で済みます。

1箇所のみの納品と比べると分納先を指定する分、1回の注文にかかる作業が多くなりますが、それでも複数注文するよりも手軽です。

また、注文が1つになると注文管理も楽になります。

(仕様によっては)分納の方がお得

印刷サイトの多くは注文部数が多くなると1部単価が安くなります。

ベストプリントを例に見てみましょう。

フライヤー・チラシ(A4・コート90kg・7営業日・両面カラーの場合)※2021年12月現在

部数価格1部単価
1007207.2
1,0002,3202.3
10,00018,3301.8
100,000152,2001.5

このように部数が多くなると1部単価が安くなります。

なので、同じデザインを複数箇所に納品する場合、

まとめて注文した方が1部単価や安くなり、お得に注文できるのです。

10,000部を10箇所に納品する場合、

納品先別に注文すると

10,000部 18,330円×10箇所=183,300円

まとめて注文すると

10,000部 152,200円

これに分納費9箇所分(1箇所は無料なので残りの9箇所分)を足します。

1箇所当たり1,570円×9箇所=14,130円

印刷費152,200円+分納費14,130円=166,330円

この場合、納品先別に注文するよりまとめて注文して分納した方が

16,970円も安くなりした。

注意しなければならないのは

(仕様にのよっては)安くなる

「仕様によっては」という点です。

分納には1箇所あたり1,500円前後の費用がかかりますので、仕様によっては分納した方が高くなってしまいますので注意してください。

▼印刷物を複数箇所に納品するならベストプリントをチェック▼

納品先別に納品日を指定できる

ほとんどの印刷サイトで「分納」は納品先別に納品日を指定できます。

印刷サイトによって異なりますが、注文した納期以降1ヶ月以上先まで指定できるところもあります。

例えば、展示会やイベントで全国をまわるような場合、印刷物を各会場に必要なタイミングに送ることができるととても便利です。

そのほかさまざまな使い方ができる便利な機能です。

印刷サイトの分納【デメリット】

仕様によっては個別注文の方が安い

これは「メリット」にある

  • (仕様にのよっては)分納の方がお得

お得にならない仕様のことです。

仕様によっては、まとめて注文しても分納費が追加されると個別で注文した方が安くなることがあります。

分納には1箇所あたり1,500円前後の費用がかかりますので、1納品先につき1,500円以下の印刷注文なら、分納せずに個別注文した方が安いことは言わずもがな。

分納を注文する際は、ぜひ注文前に

  • 分納で注文
  • 納品先ごとに個別に注文

どちらが安くなるか価格を比べてみてください。

▼印刷物するならベストプリントをチェック▼

印刷サイトの分納【お得検証】

ここではベストプリントの価格(※2021年12月現在)を使って

  • 分納で注文
  • 納品先ごとに個別に注文

どちらがお得か検証してみます。

検証その1

中綴じ冊子(A4・コート90kg・10営業日・両面カラー・32Pの場合)

1納品先あたり500部ずつ納品

で検証してみます。

分納を使わず納品先ごとに個別に注文する場合は

1納品先500部 75,450円

です。

2箇所10箇所20箇所
印刷費88,240円244,050円385,980円
分納費1,570円14,130円29,830円
合計89,810円258,180円415,810円
個別注文の場合150,900円754,500円1,509,000円
差額61,090円お得!496,320円お得!1,093,190円お得!

分納の方が断然お得になりました。

単価の高い商品は分納の方がお得になる傾向にあります。

検証その2

フライヤー・チラシ(A4・コート90kg・7営業日・両面カラーの場合)

1納品先あたり1,000部ずつ納品

で検証してみます。

分納を使わず納品先ごとに個別に注文する場合は

1納品先1,000部 3,130円

です。

2箇所10箇所20箇所30箇所
印刷費5,400円22,140円39,000円55,860円
分納費1,570円14,130円29,830円45,530円
合計6,970円36,270円68,830円101,390円
個別注文の場合6,260円31,300円6,2600円93,900円
差額-710円-4,970円-6,230円-7,490円

今回は分納で注文せず、発送先ごとに個別に注文した方が安くなりました。

1納品先あたりの単価が安い場合は、納品先ごとに分納費1,570円が追加されると分納の方が高額になってしまいます。

さいごに

以上、「【印刷サイト便利サービス!】納品先が複数あるときはまとめて印刷・分納した方が断然お得!」をご紹介しました。

今回の記事が少しでも印刷ライフのお役に立てれば幸いです。

印刷通販ベストプリントでは1商品を2箇所以上に分けてお届けすることができる分納サービスをご用意しております。

特に単価の高い商品は、発送先ごとにご注文いただくよりも分納でご注文いただいた方がお得になります。

印刷物を複数箇所に納品するならぜひベストプリントをご利用ください。

ベストプリントスタッフ

ベストプリントスタッフ。印刷やデザインについて役に立つ情報をご紹介していければと思っています!
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