印刷豆知識

ポストカード印刷を年賀状として使うメリット

2022年の干支は「壬寅(みずのえとら)」

年賀状を準備する季節になりましたね。

2022年の干支は「壬寅(みずのえとら)」です。

十二支の「寅年」ということは知っていても、干支が「壬寅(みずのえとら)」であることは知らない方も多いかもしれません。

干支は「十干(じっかん)」と「十二支」を組み合わせたものを指します。

十干(じっかん)

  • 甲(きのえ)
  • 乙(きのと)
  • 丙(ひのえ)
  • 丁(ひのと)
  • 戊(つちのえ)
  • 己(つちのと)
  • 庚(かのえ)
  • 辛(かのと)
  • 壬(みずのえ)
  • 癸(みずのと)

十干(じっかん)は人気マンガの階級名でも使われていています。

筆者の息子もマンガに出てくる「庚(かのえ)」という言葉は知っていました(笑)

十二支

  • 子(ね)
  • 丑(うし)
  • 寅(とら)
  • 卯(う)
  • 辰(たつ)
  • 巳(み)
  • 午(うま)
  • 未(ひつじ)
  • 申(さる)
  • 酉(とり)
  • 戌(いぬ)
  • 亥(い)

十干の「干」と十二支の「支」で「干支」といいます。

2022年(令和4年)は

十干が「壬(みずのえ)」
十二支「寅(とら)」

なので

「壬寅(みずのえとら)」

ということです。

西暦
十干(じっかん) 十二支 干支
2020 庚(かのえ) 子(ね) 庚子(かのえね)
2021 辛(かのと) 丑(うし) 辛丑(かのとうし)
2022 壬(みずのえ) 寅(とら) 壬寅(みずのえとら)
2023 癸(みずのと) 卯(う) 癸卯(みずのとう)
2024 甲(きのえ) 辰(たつ) 甲辰 (きのえたつ)
2025 乙(きのと) 巳(み) 乙巳(きのとみ)
2026 丙(ひのえ) 午(うま) 丙(ひのえ)

干支は10種の十干(じっかん)と12種の十二支の組み合わせなので、60年周期で回っています。

なので2022年の次の「壬寅(みずのえとら)」は2082年です!

ポストカードは年賀状として使える?

年賀状といえば「年賀はがき」を使うのが定番ですが、ポストカードを年賀状として使っても問題ありません。

ポストカードでも切手の下に赤色で「年賀」と記入することで年賀状になります。

ポストカード以外にも、通常の官製はがきでも同様に「年賀状」として使うことができます。

年賀切手という切手がある

年賀はがきは、送料込みのはがきなので切手は不要ですが、

ポストカードの場合、切手を貼らないと郵送できません。

ポストカードの年賀状におすすめなのが「年賀郵便切手

お正月にぴったりなデザインの切手で、この切手を使うととっても年賀状らしくなります。

お年玉付年賀はがきと同じ役割をもつ「お年玉付年賀郵便切手」もありますよ。

昔のお年玉付年賀はがきの賞品は、冷蔵庫やカメラなどの家電製品というイメージがあります。

現在では「現金」や「ギフト券」など堅実な内容となっています。

2021(令和3)年用お年玉付年賀はがき・年賀切手の景品は

  • 1等賞品・・・現金30万円か電子マネー
  • 2等賞品・・・ふるさと小包(お米やお菓子など)
  • 3等賞品・・・お年玉切手シート

でした。

電子マネーが選べるところがとても現代らしいですね。

ポストカード印刷を年賀状として使うメリット

ポストカード印刷を年賀状として使うメリットを紹介します。

【メリット1】コストを抑えられる

部数や仕様によっては年賀はがきよりコストを抑えることができます。

印刷通販ベストプリントの

  • 年賀はがき印刷
  • ポストカード印刷

で価格を比較してみました。

ポストカードは

  • 印刷:オンデマンド印刷
  • 用紙:アートポスト180kg
  • 色数:両面カラー印刷

で比較してみました。

ベストプリントでは11月末まで

  • 年賀はがき印刷5%OFF
  • はがきDMパック印刷5%OFF

なので、割引価格と比較してみたいと思います。

宛名なしの場合(7営業日)

※年賀はがきは片面カラー印刷

年賀はがき印刷 ポストカード印刷
※はがき代込み 印刷代 切手代 合計
100部 11,220円
10,660円
1,380円 6300円 7,680円 2,980円お得!
500部 50,780円
48,250円
2,180円 31,500円 33,680円 14,570円お得!
1,000部 100,320円
95,310円
2,610円 63,000円 65,610円 29,700円お得!
3,000部 298,100円
283,200円
6,610円 189,000円  195,610円 87,590円お得!

続いて宛名印刷ありで価格を比較してみます。

宛名ありの場合(9営業日)

※DMパック印刷・・・官製はがき印刷と宛名印刷オプションがセットになった商品です。

年賀はがき印刷 ポストカード印刷(7営業日+宛名2営業日)
DMパック印刷 印刷代+切手代 宛名代 合計
100部 13,720
13,040円
7,680円 2,800円 10,480円 2,560円お得!
500部 57,280円
54,420円
33,680円 6,800円 40,480円 13,940円お得!
1,000部 111,820
106,230円
65,610円 11,800円 77,410円 28,820円お得!

価格の安い用紙で比較した場合、5%OFFの年賀はがき印刷・DMパック印刷と比較しても

ポストカード印刷の方が断然お得でした。

一方で、受け手によっては「年賀状は年賀はがきで送るべき」と考える人もいると思いますので、一概に価格だけで比較することはできません。

また、ポストカード印刷は切手を貼るので、部数によっては大変な手間になってしまいます。

切手を貼るのが大変な場合は「料金別納郵便」を利用するという手段もあります。

しかし料金別納は「手間を省いて送っている」という印象を与えかねないため、年賀状での利用には注意が必要です。

年賀状DMなどでの利用は問題ありません。

料金別納を利用する場合は「送り手を思いデザインにもこだわっている」ということが伝わることように、年賀状らしいデザインにするとよいでしょう。

【メリット2】用紙が選べる

ポストカード印刷は用紙を選ぶことができます。
同じデザインでも用紙が違うだけで雰囲気が大きく変わります。

用紙にこだわることで、年賀状を送る相手に好印象を与えることができます。

用紙を選ぶ際、注意しなければいけないのは

重さを「2g~6g」

に納めなければならないという点です。

6gより重たくなると切手代が高くなってしまいます。

しかし、ポストカード印刷で取り扱っている用紙ならほとんどの場合、規定内の重さなので大丈夫です。

ポストカード印刷で取り扱っている用紙の斤量は多くの場合

  • 180kg
  • 220kg

です。

用紙によって多少異なりますが、

斤量 重さ
180kg 3kgくらい
220kg 4kgくらい

となります。

180kgが官製はがきと同じくらいの重さです。

通常取り扱っていない特殊な紙を使おうとする場合は、注意してください。心配なときは注文前に重さを確認するとよいでしょう。

 

【メリット3】デザインの幅が広がる

通常の年賀状印刷は四隅に白ふちができます。

中にはふち無し印刷もありますが、通常のふちあり印刷よりも高額になってしまいます。

一方、ポストカードは四隅まで印刷できるので、デザインの幅が広がります。

郵便番号欄など、官製はがきでは既に印刷されている部分も自由にデザインできます。

▼ポストカードを使った年賀状印刷ご希望の方は印刷通販ベストプリントをチェック▼

【メリット4】郵送や手渡しなど複数の用途で使える

年賀状は郵送だけでなく、

  • 店舗などに設置して、お正月期間の来客に手渡しで配布する
  • お正月期間の配送荷物に同梱する

など、さまざまな使い方ができます。

郵送しない場合、はがき代込みの年賀はがきを使うのはもったいないですよね。

そんな時にもポストカードの年賀状がおすすめです。

【メリット5】ナンバリング印刷を活用して独自のお年玉キャンペーン

ナンバリング印刷とは、1部ごとに異なる連番数字を印字することができるサービスです。

多くの印刷サイトで提供しているサービスで、お年玉付き年賀はがきのような抽選企画を開催するときにとても便利ですよ。

▼ナンバリング印刷をご希望の方は印刷通販ベストプリントをチェック▼

ポストカード印刷を年賀状として使う注意点

はがきには大きさ・重さの規格がある

規格内に収めないとはがき(第二種郵便物)の料金で送ることができません。

サイズ 重さ
最小 90×140mm 2kg〜
最大 107×154mm 〜6kg

ポストカード印刷は100×148mmなので規格内です。

用紙は180kか220kgなら規格内です。

ポストカード印刷で取り扱っている用紙ならほとんど問題ありません。

変形サイズや特殊用紙を使う場合は注意しましょう。

切手の下に「年賀」と赤色で記入する

切手の下に「年賀」と赤色で記入しないと年賀状として扱ってもらえません。

「年賀」の記載がないと普通郵便として扱われ、年内に配達されてしまう可能性がありますのでデザインを作る際は注意してください。

この文字があるとグッと年賀状らしくなります。
年賀はがきのようにお正月にまつわるイラストを添えてあげるのもおすすすめです。

宛名面に「郵便はがき」と記入する

これは年賀状に限らず、私製はがきを送る時は「郵便はがき」もしくは「POST CARD」と記入します。

この表記がないと「第一種郵便物扱い」となり、郵便はがきの料金で送ることができなくなりますので気をつけましょう。

▼年賀はがきを使った年賀状印刷をご希望の方は印刷通販ベストプリントをチェック▼

さいごに

以上、ポストカード印刷を年賀状として使うメリットをご紹介しました。

もちろん年賀はがきには年賀はがきのメリットがあります。

ぜひ今回紹介したポストカード印刷を年賀状として使うメリットを参考に、年賀はがき印刷とポストカード印刷を使い分けてくださいね。

印刷通販ベストプリントではポストカード印刷を最短当日発送から承っております。

定番用紙から特殊紙まで用紙も豊富に取り揃えています。ポストカード印刷はぜひベストプリントをご利用ください。

今回の記事が少しでも印刷ライフのお役に立てれば幸いです。

ベストプリントスタッフ

ベストプリントスタッフ。印刷やデザインについて役に立つ情報をご紹介していければと思っています!
Back to top button