目次
用意するもの
- 牛乳パック
- 水
- ミキサー(すり鉢でもOK)
- まきす
- 割り箸
- 糸
- 金属製の角パッド(もしくは平なもの)
- ふきん
- タライ(大きめのボールでもOK)
あるといいもの
- アイロン
牛乳パック以外にもいろんな紙で作れます。
ティッシュやトイレットペーパーなどなんでも作れますが、ぜひ破れた障子紙やチラシ、使い終わったノートの紙など使用済みの紙を使って再生紙を作ってみてください。
金属製の角パッドは再生紙を置いて乾かすときに使います。角パッドがない場合はまな板や開いた牛乳パックなど平なものなら何でもOKです。
今回は台所にあったまきすを使ってみました。他にも水が切れて、紙の繊維がすくえる「紙を漉く(すく)」ことができそうなものなら何でもOK!
家にある物で作れるように上記を使って作りましたが、紙すきキットを使っても作れます。紙すきキットはホームセンターなどで購入できます。
再生紙の作り方
(1)牛乳パックの水につける
作業する前日に下準備
牛乳パックを1日ほど水につけます。
1日で作りたい場合
もしくは10〜15分ほどお湯で煮てもOK
(2)フィルムを剥がす
水が浸透したら牛乳パックの表裏についているフィルムをゆっくりはがします。
(3)ミキサーにかける
フィルムをはがした白い紙を適当な大きさにちぎり、水と一緒にミキサーにかけます。
すり鉢を使う場合も同様です。
紙の原型がなくなるまでよく混ぜます。
(4)型に入れる
タライに紙を溶かした水を入れます。
液がどろどろしすぎている場合は水を追加します。
まきすの両端に竹と交差するように割り箸を結びます。
まきすを使って紙の繊維をすくい上げます。
ポイント!
水を揺らしながら厚みを均等にします。
(5)型から外す
紙の繊維をすくったまきすの上に角形パットを置いて、ひっくり返します。
紙が破けないようにゆっくりとまきすを外します。
ふきんをかぶせて上から押して水を絞ります。
ゆっくりふきんを外します。
(6)乾燥
水気がなくなるまで乾燥されます。
早く乾燥させたい場合は、ふきんをかぶせて上からアイロンを押し当てます。
これで完成です!
さいごに
以上、牛乳パックを使った再生紙の作り方をご紹介しました。
道具は紙すき用のキットを用意してもいいですが、家庭にあるもので使うのも楽しいですよ。
市販の紙もだいたい同じような工程で作られています。紙がどのように作られるのかぜひ体感してみてください。
今回の記事がお役に立てれば幸いです。