印刷デザイン

飲食店におすすめ!Canvaで時短&簡単デザイン ショップカード編

忙しい飲食店の皆様へ!特別なソフトがなくても、スキマ時間で印刷用データを作れるCanvaを使ってみよう

デザイン専門ソフトがなくても、簡単にデザインできるサービス『Canva(キャンバ)』。

DesignAntenaでもこれまで何度かご紹介してきましたが、印刷用のデータも作れることはご存じでしょうか?

例えばこんな時

  • お店のショップカードを作りたいけど、デザイン専門アプリを持っていない
  • ランチメニューを更新したいけど、どうやってデータを作ればいいかわからない
  • 時間がないので、簡単にすぐに作れるサービスが欲しい

忙しい飲食店の方にCanvaがおすすめな理由

レストランやカフェなどの飲食店では、通常の業務で忙しくデザイン制作のために時間を取るのが難しいということもあるのではないでしょうか。

Canvaはスキマ時間でも簡単にデザインができるサービスです。

忙しい飲食店の方にCanvaがおすすめな理由

  • スキマ時間でも簡単にデザインできる
  • アプリのインストール不要でネットが使えるパソコンがあればOK
  • データはオンライン上に保存されるので、パソコンの容量を気にしなくていい

Canvaって?基本的情報をおさらい

Canvaを使うのに、お金はかかるの?
有料会員プランもありますが、

無料プランでも十分デザインに使えます!

アプリをインストールするのが面倒そう…
Canvaはアプリをインストールしなくても使えます!
IllustlatorやPhotoshopの方ができることが多いのに、

どうしてCanvaを勧めるの?

たしかにAdobe製品は多機能で高性能ですが、

『機能が多ければ使いやすい』とは言い切れません。

使う人の考え方にもよりますが『機能が少ない方が気軽に使える』という方や、

『シンプルな方が操作に迷いにくい』という方には特にCanvaがおすすめです。

Canvaを使う前に、会員登録などを済ませておきましょう。過去記事で詳しくご紹介しています。

 

 

飲食店のショップカードを作ってみよう

ここからは実際に飲食店のショップカードの印刷用データを作ってみましょう!

Canvaを開こう

Canvaのサイトを開く

ログインした直後はこんな画面が表示されます。

印刷データだけではなく、SNS用の画像や動画も編集できます!

キャンバスを作成しよう

今回はショップカード用のデータを作っていきましょう。

右上の『デザインを作成』ボタンをクリックします。すると、いくつか候補が表示されますが、今回作りたい『ショップカード(91×55m)』がありません。なので、一番下の『カスタムサイズ』をクリックしましょう。

『カスタムサイズ』をクリックすると、幅・高さを入力できる枠が表示されます。

今回は名刺と同じサイズのショップカードを作りますので、幅に『91』、高さに『55』と入力します。

さらに右の単位を『mm』に変更し、『新しいデザインを作成』ボタンをクリックします。

 

『新しいデザインを作成』ボタンをクリックすると、右エリアに真っ白なキャンバスが表示されます。

この白いキャンバスに、これからデザインを作っていきます。

テンプレートを選ぼう

Canvaの特徴の一つは豊富なデザインテンプレート。好きなデザインのテンプレートを使い、文字を打ち換えたり写真を入れ替えたりするだけでデザインでデータが完成します。自分でゼロから考えて作る必要はありません。

左エリアの検索枠に『レストラン』と入力すると、レストランにおすすめのデザインテンプレートが表示されます。

好きなデザインを見つけたら、クリックしてみましょう。

左エリアのサムネイル(見本)をクリックすると、右エリアのキャンバスに反映されます。

今回は、このシンプルなデザインのテンプレートを使ってみましょう。

左エリアのサムネイルをクリックすると、右エリアのキャンバスに反映されます。

テンプレートに最初に記載されている店名や電話番号は、すべて架空のものです。

これらをご自身のお店の情報に書き換えて、印刷データを作っていきます。

文字を打ち換えよう

変えたい文字をダブルクリックすると、文字を打ち換えられるようになります。

今回は『創作日本料理』と書いてあった箇所に『株式会社五色』、『紫陽花』と書いてあった箇所に『べスプリ食堂』と入力しました。

文字の打ち換えが終わるとこのようになります。

画像を入れ替えよう

テンプレートに最初から入っている画像は、無料素材の写真です。

このまま使うこともできるのですが、ここはやはり実際のお店の写真や料理の写真を入れたいですよね。ということで、この画像も入れ替えてみましょう。

実際の店舗の写真を『アップロード』します。

左エリア『アップロード』をクリックすると、『こちらにメディアをドラッグしてアップロードするか、アカウントに紐付けてください。』という点線で囲われたエリアが現れます。ここに、ご自身の写真をドラッグします。

今回は例として厚焼き玉子の写真を使ってみます。アップロードが終わると、選択した写真が表示されます。

この段階ではまだキャンバスには配置されていないため、これからキャンバスに追加していきます。

左エリアのサムネイルをクリックしたまま右エリアに移動させ、キャンバス内の多角形の上にドラッグします。

すると、自動的に多角形の中の写真が置き換わります。

ダブルクリックで位置やサイズを調整して、画像入れ替え完了です!

イラストを追加・入れ替えてみよう

Canvaで豊富なのはテンプレートだけではありません。写真素材・イラスト素材も多種多様に用意されています。

左下の花のイラストを、別のイラスト素材に差し替えてみましょう。

まずは、使いたいイラスト素材を探します。

左エリアの『素材』をクリックした後、検索欄に『flower』と入力してみましょう。すると、条件に合うイラスト素材が表示されます。

今回はこの手書き風の花のイラストを使ってみましょう。

左エリアのサムネイルをクリックすると、右エリアのキャンバスに追加されます。クリック&ドラッグで、大きさや位置を調整しましょう。

位置が決まったら、今度はイラストを色を変えてみましょう。

  1. 色を変えたいイラストをクリック
  2. 画面中央上の四角形をクリック
  3. 左エリアに表示されるカラーパレットから好きな色をクリック

この操作でイラストの色を変えることができます。

※素材によっては、色が変えられないものもあります。

表面が完成!

これで表面のデザインが完成しました!次は裏面のデザインを作ってみましょう。

裏面のデザインを作ろう

裏面も用意されているテンプレートですので、今回は裏面のデザインも作ってみましょう。

左エリア『テンプレート』をクリックし、裏面に使いたいテンプレートをクリックします。

『テンプレートを新しいページとして追加しますか?』というメッセージが表示されたら、『新しいページとして追加』ボタンをクリックします。

裏面用のキャンバスが追加されました。

まずは、表面から同じイラスト&店名をコピー&ペーストで張り付けました。

テンプレートに最初に記載されている店名や電話番号は、すべて架空のものです。これから入力しなおしていきますが、不要な欄は削除しましょう。

今回は、『電話番号』『ウェブサイトURL』のみ記載とするため、『携帯電話番号』『メールアドレス』欄を削除します。クリックするとすぐ上にゴミ箱のマークが表示されますので、マークをクリックして削除しましょう。

表面と同じように、電話番号などのテキストを打ち換えていきます。

裏面も完成!

打ち換えるとこのようになります。

印刷用データとしてダウンロードしよう

表面・裏面も完成したら、データをダウンロードしましょう。

右上『共有』ボタンをクリックし、次に『ダウンロード』をクリックします。

ファイル形式を選択する項目が表示されますので、『PDF(印刷)』をクリックします。

『PDF(印刷)』をクリックし、さらに『トリムマークと塗り足し』『PDFのフラット化』の両方にチェックを入れます。

紫色の『ダウンロード』ボタンをクリックするとダウンロードが始まります。

ダウンロードしたデータを開いてみよう

ダウンロードしたPDFファイルを開くとこのようになっています。

四隅には黒い線が縦横に入っていますが、これは『トンボ』と言って印刷工程に欠かせないものです。印刷注文するときはこの黒い線を含めてデータを送りましょう。

印刷注文してみよう!

印刷を注文するときは『名刺・ショップカード印刷 91×55mm』とサイズをよく確認して注文しましょう!

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Canvaの詳しい使い方をおさらい

 

 

 

五色 ウェブスタッフ

株式会社五色のウェブ担当です。 主に印刷やデザインについての記事をお届けします。
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