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目次
ヒンメリってなに?
ヒンメリは藁に糸を通して多面体を作るフィンランドの伝統的な工芸品。
「ヨウル」とうい冬至のお祭り祭に飾る装飾品です。
別名「光のモビール」とも呼ばれています。
本物のヒンメリは藁で作りますが、今回は紙を使ったヒンメリの作り方をご紹介いたします。
子供でも簡単に作れますので、ぜひご家庭でお子さんと一緒に作ってみてください。
夏休みの工作にもおすすめですよ。
ペーパーヒンメリの作り方
用意するもの
- 用紙(コピー用紙・折り紙・チラシの裏紙・レシートなどなんでもOK)
- はさみ
- のり
- 糸(刺し子糸・刺繍糸・タコ糸など少し太さのある糸がおすすめ)
- 竹串または爪楊枝
どんな用紙でも作れますが、名刺など厚みのある用紙は不向きです。
今回はコピー用紙を使います。
クラフト紙で作るのもおすすめです。
作り方
今回は
- 八面体
- 二十面体
の作り方をご紹介します。
ヒンメリは多面体のパーツを
作り方は大きく分けて
- 用紙をカット
- ペーパーストローを作る
- 組み立てる
の3工程です。
ペーパーストローの作り方
用紙の大きさは作るサイズによって変わります。
横幅は作るサイズによって変わりますが、
縦幅は2〜3cmくらい。ストロー状に巻いたとき3〜4周するくらいの幅があるといいです。
今回作った正八面体では
約7.5×2.5cmの大きさに用紙を切って使いました。
コピー用紙の半分の半分の半分の半分(A7サイズ)を半分にした大きさです。
(1)用紙を竹串に巻きつける
できるだけ竹串にぴったりくっつけながら巻くと細く繊細なストローができます。
(2)用紙の端をのりでくっつける
用紙の端にのりをつけくっつけます。用紙の端がペラペラはがれないよう端までしっかりのりづけます。
これで完成。
ペーパーストローの作り方はとっても簡単です。
ポイントは
- 竹串にしっかり巻きつける
- 巻きすぎて厚くしない
という点です。
あとは必要数作るのが少し大変です。
たくさん必要な場合は、倍の長さで作って後から半分にカットすれば巻く回数が半分になり、作業が楽になりますよ。
正八面体の作り方
用意するもの
- ストロー12本
- 糸(ストロー12本の長さ+10〜15cm)
- 吊り下げ用の糸
今回の糸の長さは
ストローの長さが7.5cmなので
(7.5×12)+15=105cm
です。
(1)3本のストローを糸に通し三角形を作り固結び。このとき糸端を7〜8cmほど残します。
(2)4・5本目のストローを通し、三角形が2つ繋がった形を作ります。交わった角に糸を2回巻きつけ固定します。
(3)同じ要領で合計5つの三角形が繋がった形を作ります。(合計11本のストローを使う)
(4)12本目のストローを通し、(1)で残した糸端と合わせて固結びします。
(5)結んだ糸の端は竹串などを使ってストローの中に隠します。
(5)図の2点を合わせて吊るし用の糸で固結びします。
完成!
ストローの長さを変えることで
- 縦長の八面体
- 上下どちらかが長い八面体
にすることもできます。
正二十面体の作り方
用意するもの
- ストロー30本
- 糸(ストロー35本の長さ+10〜15cm+吊るし糸の長さ)
今回の糸の長さは
ストローの長さが5.5cmなので
(5.5×35)+15+30(吊るし糸)=237cm
です。
側面を作る
(1)八面体と同じ要領で、19本のストローを使い9つの繋がった三角形を作ります。
(2)20本目のストローを通し、図の点と合わせ固結びします。
(3)糸をストローの中を通してまだ繋がっていない三角の頂点に移動、図の2点を合わせて別の糸で固結びします。
底面を作る
(4)21・22本目ストローを通し、三角形を作ります。交わった角に糸を2回巻きつけ固定します。
(5)図のようにストローの中を通り、(4)と同じ要領で23・24本目のストローを通し三角形を作ります。
(6)(5)図のようにストローの中を通り、25本目のストローを通し(4)(5)で作った三角形と合わせて固結びします。
残った糸はストローの中に隠します。
上部を作る
(7)残しておいた糸を使って(4)〜(6)と同じ手順で上部を作ります。
これで完成!
八面体同様、ストローの長さを変えることで、形の違う二十面体を作ることができます。
アレンジ
入れ子にする
一回り小さいパーツを中に入れることもできます。
(1)外側のパーツの上部を閉じる前に、小さいパーツを中に入れる。
(2)パーツの上部を閉じて、中のパーツを糸で結ぶ
つなげる
ヒンメリはパーツをつなぎ合わせて作ります。
- パーツとパーツを直接つなぐ
- つなぎストローを通してつなぐ
- 糸でつなぐ
つなぎ方によって印象が変わります。
さいごに
以上、ペーパーヒンメリの作り方をご紹介しました。
市販のプラスチックストローでも作れますが、ぜひ手作りのペーパストローで作ってみてください。
今回の記事がお役に立てれば幸いです。
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