圧着はがきとは?メリット・圧着方式・データ作成時の注意点を紹介!

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DMや各種明細書でよく使われている「圧着はがき」。きっと多くの方が一度は目にしたことがあると思います。

今回は圧着はがきのメリット・圧着方式・デザインデータ作成時の注意点についてご紹介いたします。

圧着はがきとは

折りたたんだ用紙の面同士を接着させたはがきです。圧着面は簡単にはがすことができます。

V折りやZ折りが一般的です。請求書や各種明細などによく使われています。
中にはW折りの圧着はがきもあります。折加工を施すことで通常のはがきより多くの情報を掲載することができます。また圧着することで受取人に届くまで他の人に中身を見られる心配がありません。

圧着はがきのメリット

紙面が大きい

【プロモーション】

紙面はV折りなら通常はがきの2倍、Z折りなら3倍、W折なら4倍になります。
圧着時はコンパクトサイズ。広げると紙面が大きくなり情報量が多くなる。

情報保持

印刷面を圧着して隠すことで、受取人の手元に届くまで他の人に見られることがありません。
圧着面は簡単にはがすことができますが、一度はがすと再び貼り合わせることができないので、こっそり見るなんてこともできません。

封入の手間がない

情報保持としては、封筒に入れて送付する方法もあります。しかし1つずつ封筒に封入するのは意外と大変な作業です。圧着はがきなら封入の手間がありません。

値段が安い

郵便料金は通常はがきと同じ63円
同じ料金でも圧着はがきは通常はがきより紙面が広く、多くの情報を掲載ことができます。
封筒などに入れて送付するより安く送ることができます。

 郵便料金
はがき63円
定形郵便物(25g以下)※長形4号などの封筒84円

1通21円の違いですが、送付する量が多くなれば21円の差はとても大きいですよね。
1,000人に送る場合、差額は2万1千円
1万人に送る場合、差額は21万円

圧着方式

圧着はがきの圧着方式はいくつかあります。
圧着はがき専門サイトは印刷方式を選んで注文できますが、一般的な印刷サイトで印刷方式を選択できるところは多くありません。印刷サイトによっては圧着方式の記載がない場合もあります。

圧着方式によって見た目や特徴が異なるので、注文前に確認することをおすすめします。

先糊方式

糊(感圧糊)で接着する圧着はがきです。

先糊方式の作り方

  1. 感圧糊(圧をかけることで接着する糊)のついた用紙に印刷
  2. 印刷後圧着

[su_box title=”先糊方式の特徴” box_color=”#fdfbdc” title_color=”#000000″]

  • 接着力が強い
  • 秘匿性の高いものにおすすめ
  • 消費期限がある
  • 印刷領域が限られる

[/su_box]

後糊方式

糊(感圧糊)で接着する圧着はがきです。
先糊方式と異なり通常の用紙に印刷したのち、感圧糊を塗布します。

後糊方式の作り方

  1. 通常の用紙に印刷
  2. 感圧糊を塗布して圧着

[su_box title=”後糊方式の特徴” box_color=”#fdfbdc” title_color=”#000000″]

  • 接着力が強い
  • 秘匿性の高いものにおすすめ
  • 消費期限がある

[/su_box]

感圧糊は湿度に影響を受けやすく長期保存には向きません。

[su_note]接着面に光沢がない圧着はがきは、感圧糊を使った印刷方式です。
光沢を抑えたい場合は後糊方式や先糊方式がおすすめ[/su_note]

PP熱圧着方式

PP熱圧着方式の作り方

  1. 通常の用紙に印刷
  2. 特殊フィルムを挟んで熱圧着(熱を加えて圧着)

[su_box title=”PP熱圧着方式の特徴” box_color=”#fdfbdc” title_color=”#000000″]

  • 接着力は弱い
  • 接着面に光沢がある
  • ニスを塗布しているため筆記、捺印は向かない

[/box][/su_box]

UVニス圧着方式

UVニス圧着方式の作り方

  1. 通常の用紙に印刷
  2. 接着面にUVニスを塗布して熱圧着

[su_box title=”UVニス圧着方式の特徴” box_color=”#fdfbdc” title_color=”#000000″]

  • 接着力はのり方式とPP熱圧着の間
  • 接着面に光沢が出る
  • ニスを塗布しているため筆記、捺印は向かない

[/su_box]

 光沢感密着力筆記・捺印
先糊方式なし高い向いている
後糊方式なし高い向いている
PP熱圧着方式あり弱い不向き
UVニス圧着方式ありやや弱い不向き

圧着はがき印刷データ作成時の注意点

注文する印刷サイトのデザインテンプレートを使う

圧着はがきは印刷サイトによって展開サイズ・折り位置・印刷範囲が異なる場合があります。
必ず注文する印刷サイトのデザインテンプレートを使ってデザインを作成しましょう。

「郵便はがき」または「POST CARD」表記について

郵便はがきは「郵便はがき」または「POST CARD」と表記しなければなりません。
表示がないと手紙(第一種郵便物)扱いとなってしまい、郵便料金が高くなってしまいます。

圧着はがきの場合「はがき本体」に表記します。

[su_box title=”はがき本体とは” box_color=”#fdfbdc” title_color=”#000000″]

はがき本体は、圧着はがきの一番面積の大きい面。
圧着はがきは受取人が圧着面をはがしやすいように「ずらし折り」にすることが多くあります。
その場合、面積が大きい方が「はがき本体」になります。[/su_box]

 さいごに

圧着はがきの「メリット・圧着方法・データ作成時」についてご紹介しました。

圧着はがきの作成をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

圧着はがきってなに?

折りたたんだ用紙の面同士を接着させたはがきです。

「郵便はがき」や「POST CARD」の表記をしないとどうなるの?

第一種郵便物扱いとなり、郵便はがきの料金で送ることができなくなります。

はがき本体とは?

はがき本体は、圧着はがきの一番面積の大きい面。

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