印刷デザイン

紙=白だけじゃない!特殊紙の世界

『紙』というと、真っ白な無地の紙を思い浮かべる方が多いと思いますが…。実際世の中には、色付きの紙、柄入りの紙などさまざまな紙が流通しています。

同じ印刷データでも、選んだ紙によって印象も変わってきますので、紙選びはとても重要な工程のひとつです。今回は、その紙選びの選択肢となる『特殊紙』の一部をご紹介いたします。ぜひ、「どんな仕上がりになるのかな?」と想像しながら読んでみてくださいね。

柄が入ってる系

しこくてんれい

羽のような繊維状の素材が漉き込まれた高級和紙のような紙です。名刺や招待状などでの活躍が期待できます。

玉しき あられ(左)きっか(右)

和風の色合いや柄がかわいらしいですね。この『玉しき あられ 朱』『玉しき きっか たんぽぽ』は個人的にはとても好きな紙なのですが、実はすでに廃盤となり、現在の在庫がなくなり次第終了とのことです…。寂しいですが、一期一会があるのも特殊紙の醍醐味と言えるかもしれませんね。

この『しこくてんれい』や『玉しき』のように、紙自体に色柄のある用紙は、黒1色での印刷でも充分華やかな印象になります。

 

透けてる系

クラシコトレーシング-FS

印刷機対応のトレーシングぺーパーです。淡い色のカラーバリエーションがあり、ご覧の通り下の色・柄が透けるので、どんなものに重ねるかで表情が変わります。本の帯やカバーなどに活用してみたいですね。

 

クロマティコ

こちらは鮮やかな色が特徴のトレーシングペーパー。斤量が幅広く厚めのものもあるので、パッケージにも活躍しそうですね。

 

キラキラ系

ミランダ

3色のガラスフレークを特殊な加工で表面に塗布しており、見る角度によってキラキラと輝いて見える特殊紙です。

ラメ感がわかりやすい【ミランダ 黒】で動画を作ってみましたが、わかりますでしょうか?このキラキラ感。角度によって、満天の星空のような輝きが広がります。

 

ペルーラ

既におなじみでしょうか?ベストプリントでもお取り扱いのある、ペルーラスノーホワイト。真珠のような輝きをもつ用紙です。

 

手触りいい系

淡クリームキンマリ

文芸本でよく見る、いわゆる書籍用紙の一つです。文字を印刷したときに読みやすいく、束ねたときにめくりやすく、実用性に富んだ用紙です。

 

ファーストヴィンテージ

色鮮やかなクラフト紙のような紙…というとイメージしやすいでしょうか?再生紙のような繊維とカラフルな色で視覚も楽しく、ザラッとした手触りで触感も楽しく。名前の通り、ヴィンテージやアンティークなど、歴史やぬくもり感じさせるイメージにぴったり。

 

今回ご紹介した紙は特殊紙の中のほんの一部です。他にも布のような紙や、折っても元に戻る紙、水に濡れても平気な紙など「これ本当に紙なの?」と思ってしまう特殊なものもございます。また機会がありましたら改めてご紹介できればと思います!

 

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