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【印刷オンラインコミュニティ第1回 無料Webセミナー 】コロナ時代における印刷会社のWeb活用戦略と実際の成功事例(後編)

今年7月にスタートした印刷業界のWeb事業の立ち上げを支援する「印刷オンラインコミュニティ」

7月14日に第1回 無料オンラインセミナーが開催されました。
第1回のテーマは「コロナ時代における印刷会社のWeb活用戦略と実際の成功事例」
1時間におよぶセミナーを前編・後編に分けてたっぷりとご紹介いたします。

前半は【印刷オンラインコミュニティ第1回 無料Webセミナー 】コロナ時代における印刷会社のWeb活用戦略と実際の成功事例(前編)をご覧ください!

それでは後編のスタートです!

印刷会社がコンテンツマーケティングを取り入れるべき理由と自社の成功事例紹介

講師:株式会社五色 日本事業責任者 南條 颯

五色のコンテンツマーケティング事例

弊社の事例をご紹介させていただきます。

コンテンツマーケティングと繰り返し言ってきたんですが、大きく分けると

  • ブログ(コンテンツSEO)
  • SNS
  • ウェブ運用型広告も入る
  • メールマガジン
  • LP
  • ウェブセミナー

があります。

今回はブログSNSに関する弊社の取り組みそれに対する結果をご紹介させていただきます。

まず、ブログをご紹介させていただきます。

我々「Desigin Antena」というオウンドメディアを運営しております。

ここで例えば「ダンボール印刷」の話だったり「FSC認証紙」の話だったり、みなさん(お客様)が持ってる課題解決できるような印刷関連のコンテンツ(記事)をアップしています。
例えばGoogleで「FSC 再生紙との違い」と検索するとこの記事が出てきて、読んでいただいて、読み進めていただくと、最後にベストプリントの紹介が出て来ると。ここで「じゃあベストプリントのホームページに飛んでみよう」となり、すぐには購買につながらないかもしれないんですが、先ほど言った通り資産性があるのでいつかのタイミングで買っていただけるようなことが増えるということになります。

現在このブログは10万PV/月間くらいあります。1年前くらいにはじめて今は弊社のベストプリントのサイトが約20〜25万人くらい訪問いただので、その半分くらいになってきました。例えば「usb 印刷 コンビニ」と検索していただくと、(手前味噌なんですが)我々の記事が一番上に出て来るというところで結構読まれているサイトになってきています。

次にSNSツイッターの例をご紹介させていただきます。

今日もこのセミナーのことをツイッターで紹介させていただいたり、商材に関する宣伝だったり、お客様とのコミュニケーションだったりをここの中でやっています。
なので、五色ってただベストプリントのサイトを見るだけじゃなくて「五色の中の人はこうなんだ」「こういう考えて仕事をしているんだ」そういうことをこう言ったところで訴求しており、さっきご説明したようにマーケティングの認知・興味・検討・購入、どんどん購入まで進んでいただけるように我々が後押ししています。

具体的にどんな成果があったかを簡単にまとめさせていただきました。

6月末時点での結果なんですが、我々のブログ経由で
・お客様がサイトにアクセスいただいた数
・資料請求っていうボタンを押していただいた数
・問い合わせのボタンをいただいた数

実際にこれが問い合わせや資料請求に繋がったかっていうところまでは追えていませんが、興味を持ってそのボタンを押していただいた数なのでそこから何名かの方はここからお問い合わせいただいたっていう形になります。

・先ほどご紹介したブログ「Desgin antena」から印刷通販ベストプリントへの流入が毎月8000名
・資料請求のボタンを押していただいた方が77名
・お問い合わせが457件

SNSではどちらかというと採用に繋がったりこういう会社って知っていただいて興味を持っていただいたり、まだ顕在化していない潜在的なお客様と繋がったりとうところがあります。
具体的な事例として、最近弊社に入社いただいたスタッフは「Voicy」というラジオで社内の情報を発信しているんですけど、それをみて興味を持って面白そうと応募してくれた人がいます。こういう定量的な効果だけじゃなくて定性的な効果も見込めると思っております。

駆け足で話させていただきましたが、私からは以上です。もしご質問等あれば後ほどいただければ答えさせていただきます。ありがとうございました。

デジタルマーケティングを初めて取り組む企業に起こる障壁と施策

Cloud CIRCUS株式会社【スターティアグループ東証一部 3393】オンラインセールス課 矢嶋 佑己

改めてみなさま、はじめましてCloud CIRCUS株式会社の矢嶋と申します。

今回僕の方からは、ここまで萩原さん南條さんにお話いただいたコンテンツマーケティングよりはやや広い概念で、それらを含むデジタルマーケティング策にはじめて取り組みを進めていく企業様に向けて、どういう施策があるのか、どういう難しさ、障壁があるのかというところ、最後にどんなメリットがあるのこう言ったところを中心にご紹介できればと思っていますので、約10分〜15分くらいしゃべられていただきます。

Cloud CIRCUSという言葉なんですけど、今回ご視聴いただくみなさんの中でもし「CMでみたことあるよ」って方がいらっしゃれば、手をあげるでリアクションいただけると非常に嬉しいです。

ありがとうございます。

ちょこちょこ増えてきてます。ただ知ってる方、知らない方それぞれいらっしゃるかなと思いますので、後半少しだけ僕らプロダクトの軽い紹介を交えてお話できればなと考えています。よろしくお願いします。

今回、僕からお話する内容は

1.自己紹介
2.マーケティングのデジタル化について
3.デジタルマーケティング導入に向けた課題と解決方法
4.事例紹介
5.Cloud CILRCUSとは

自己紹介

まず簡単に自己紹介させていただきます。改めて、Cloud CIRCUS株式会社の矢嶋と申します。
弊社はデジタルマーケティングに置ける支援を全方位で行なっています。先ほどの南條さんのお言葉を借りるとプロフェッショナル集団だとご認識いただきたいなと思っています。

その中でも、僕らIRでも公表しておりますが、MAツール「BowNow」というツールにもっとも注力しております。社内で一番メインに携わらせていただいているような立ち位置におりますので、この紹介も交えこのお時間しゃべらせていただければと思います。よろしくお願いいたします。

ここから本題に映ります。

マーケティングのデジタル化について

マーケティングのデジタル化についてです。
ここ1年ちょっとの期間でデジタルマーケティングの支援をしている弊社にいただくお問い合わせ、毎月700件くらいお問い合わせいただくんですけれども、大体がこんなお話が多いです。

「コロナで新規開拓がうまく言ってないんだよ、だからお問い合わせ増やしたいんだ」

「インバウンドのリソース制作りたいんだけど自社にはノウハウ体制がなくて」

大体こんな質問がほとんどです。

こういったお悩みを抱えてらっしゃるご担当者様も、おそらくこの場にいらっしゃるのかなと思います。

そういった背景からもデジタルマーケティングの施策の必要性が急速に広がっていますよというのがこのスライドでまずお伝えしたいメッセージになっています。

そしてこちら少し面白いデータなので解説をさせていただきます。

「IT投資動向調査」というところで公開されている情報になるんですけれども、オンライン施策への新たな取り組みの中でも特にデジタルマーケティングに係る施策が今、各社それぞれ一番注力し始める時代になってます。本日ご参加いただくみなさまの競合他社であったりがこういった施策に取り組んている可能性が非常に高いという見方もできると考えています。

少し話が逸れますが、今、商品とかサービスでの差別化が極めて困難です。僕らもそこには課題として直面しております。仮に一時的に差別化ができたとしてもすぐに真似をされます。

なので今後デジタルの力を使った営業の差別化がトレンドになっていくんだなってことが予想されるといったデータが、こんな形で実際に存在していますよっていうお話になっています。

「デジタルマーケティングの重要性はわかったよ」ただ何かは始めるべきなんだろうという話になってくるんですが、結論をいうとたくさん手法が混在しています。

ただ大きくくくるとこの5つに集約されるかなと思います。

  • 情報発信
  • 集客
  • 体験提供
  • 育成・顧客化リピート離脱防止

今までの外回りで新規獲得する流れではなく、まず皆様から情報を発信していただき、自社のWebページに集客をしていくっていうそういうところから始まっていきます。
前半南條さんからお話いただいた部分に通ずるかなと思っています。

そこから集客されたユーザー様それぞれ検討の度合いがまちまちであることは、可能性として非常に高いので「あんまりまだ検討していないよ」という方たちの検討の度合いを自動的に高めていきましょう。育成していきましょうよという活動をしている。(最終的に)「もうこの人たち営業から見てあついでしょ」という人たちから順番に営業のアプローチをしていく新規顧客へとつなげていきましょう。もちろん既存の継続フォローも行なっていきます。

この5つの丸それぞれを最適化したとき、皆様の会社がデジタルマーケティングの効果を大きく体感できる状態が待っているとイメージいただけると嬉しいなと思っています。

デジタルマーケティング導入に向けた課題と解決方法

ここからデジタルマーケティングの最適化に向けてよくぶつかる壁について、少しネガティブな内容ですが、お伝えできればなと思っています。

デジタルマーケティング導入に向けた課題(1)「コストの高さ」

ほとんどの会社さま、コストの部分で挫折をします。
そしてそのうちの一社が僕らでもあります。お時間の都合上、会社概要の紹介を省いていたんですけれども、(弊社)母体が印刷系の会社になるんですね。
もともと自社でデジタルマーケティングを全くやっていなかったよって背景がございます。

そこから「新たに自社でデジタルマーケティングやらないと厳しいよね」という壁に直面をして、新たにこういう施策をうって。今考えるとお恥ずかしいんですが、コストだけで数千万かかってました。
それくらい投資対効果が見えづらいデジタルマーケティングにおいてコスト面の課題が第一に上がってくる課題、これがまず一つ目にあげられるかなと思っています。

デジタルマーケティング導入に向けた課題(2)「運用人材不安」

次が人材の不足です。実はこれもかなり深刻です。
僕らも現在進行形で直面している部分でもあります。

具体的にこういったマーケティング施策のノウハウを持ったIT人材。続々と超有名どころグーグル、アップル。もうこの辺りに流動しまくっています。

(僕らを含む)今回ご参加いただく企業様のようにマーケティングの施策「これからさらに成果を出していこう」という段階の会社様にとって、なかなかそういうIT人材「マーケティングのノウハウ持ってます」っていう人材が流動していない背景が実際にございます。ゆえに人材不足、大きい壁としてよく上がってくる課題でもあります。

実際自社でもですね、このMAツール「BowNow」をはじめとするプロダクトもっともっとマーケティングを活性化させて世の中に広めていこう。そこに伴って人材を増やしていこうという活動をやってるんですが、なかなか中途で優秀な方を獲得することが難しいです。

なので僕らは新卒の採用に注力していて、新卒を育成してくような社内でIT人材を育てていくような形に切り替えて行なっています。
それぐらい人材不足は大きい課題として、ほとんどの会社さまがぶつかる壁になっているのかなと思います。

デジタルマーケティング導入に向けた課題(3)「専門知識不足」

最後がノウハウの部分です。
仮に予算があって人材も潤沢にあるという企業であったとしても、これを適切に回せるだけのノウハウが自社の中にない場合、この施策、失敗に終わります。これは間違いなく言えます、失敗に終わります。

よく大手企業がこういった壁にぶつかるんですが、本当に面白いくらい誰も正解がわからずとりあえず「やってみる」とう状態に陥り、施策の効果の検証すらできないという会社様が大変いらっしゃいます。
なのでこのノウハウの課題というのも3つめにあげられるかなと思っています。

僕らはこういった「SaaS」(サース)という仕組みを使ってコストを抑えています。
人材の不足であったり、ノウハウの不足、この辺りを抱える企業様がもう実際は大半になるので、ここを解決・支援させていただくという取り組みを行う立ち位置に弊社が立っているという形になっています。

事例紹介

ここで一つ成功事例を紹介させていただきます。実際僕らのクライアント様の事例になります。
印刷会社様においてのデジタルマーケティングの成功の事例です。

この会社様の場合、先ほどのお話に通ずる点「ノウハウ」と「人材の不足」この両面で課題を抱えるケースです。

政策としては詳しくはお時間の都合上お伝えはできないんですけれども、弊社の扱うMAツール「BowNow」をご導入いただくことで、効率的な営業の体制を作っていただいてます。

効果としても人的のリソースを使わずに、例えばメールマーケティングだったりWebからの引き合いの数(お問い合わせの数・先ほど南條さんからもありましたが、資料請求のダウンロードいただく数)を増やす活動をすることで、Webから新規獲得をマーケティングの力を伸ばしているという事例になっています。

その施策を支えた弊社の主力プロダクトMAツール「BowNow」について最後にPRをさせていただきます。

改めてこちらワンちゃんのマークアイコンがあると思います。このプロダクトが弊社のMAツール「BowNow」というものになっています。

「MAツールってなんだろう」という方もいらっしゃると思っていて、そのお話の詳細も今日はお時間の都合上できないんですが、軽くお話させていただくと

現在6000社にご導入いただいております。
国産MAツールとしてシェア1位をいただいているそういうツールとなっています。

新規獲得の目的に向かい、新規見込み顧客の獲得だったり、あと営業の効率化。この辺りを実現するものになっています。

まず特徴一つ目がMAツール史上最安値だという点です。
次に簡単サービス。
最後にサポート面です。

今回はお時間の都合上ここまでとなるんですけれども、アンケートの最終項目に今回ご視聴いただく皆様が無料相談のご要望を承っております。実際に僕がご要望いただいたご担当者様とウェブ会議を後日改めてさせていただいたり、そこで自社にあったデジタルマーケティングのアドバイスをさせていただいております。

情報収集段階でもちろん構いません、少しでもご興味持っていただけたらそちらよりご回答いただければと思います。

僕の方からは以上になります、ありがとうございました。

Q&A

マーケティングが時間がかかることを社内に認知・周知してもらうためにはどうしたらよいか。

萩原 ここからQ&Aという形なんですが、私からも聞きたいことがあるんですが、大丈夫でしょうか。

マーケティング自体、結構時間がかかっていくことだと思うんですけども、社内での「なかなか効果が出ないじゃないか」という温度差が出てくると思うんです。そういったところを認知・周知してもらうためにどういったところを心がけていけばいいかアドバイス等あれば教えていただけたらと思います。

矢嶋 萩原さんのおっしゃる通りです。今回ご視聴いただいている皆様にも共通してお伝えをしたいのが、マーケティングの施策は中長期的な施策になります

南條さんにお話いただいたようなコンテンツマーケティング、例をあげるとSEO対策とかこういったものが存在しておりますが、ここも成果が出る例えば検索順位の上位にあがるというまでに、少なくとも3ヶ月ぐらい、平均すると半年とか普通にかかってきます。

そこも踏まえた上で、半年スパンとかそういった目線ではなく、中長期的な目線で数年スパンで見た上で最終利益が出るようなそういった施策であるという前提の認識をまず社内で共有した上で施策を固めていく実現の可能性が高いのかなと思っています。

萩原 そうですよね、やっぱり時間がかかるということを認知してもらう、それに対して目標みたいなものが必要みたいな形ですかね。そこに対しての徹底してどういったことをやっているっていうのを表していくっていうのが大事になってくるような感じでしょうかね。

矢嶋 おっしゃる通りです。

萩原 南條さんは経営者目線になると思うんですけれども、逆にそれを落としていく立場になると思うんですが、どういうところを心がけていますか。

南條 そうですね。萩原さんがおっしゃっている課題感は弊社も含め、聞いていただいているご担当者の方がいたら本当にその通りだなと思っています。

先ほど矢嶋さんからもあった通り中長期的なところなので、まず経営者、会社の方向性を示していく人間の知識のアップグレードが必要かなと思っています。

まず経営者が「中長期的に必要だよね」っていう必要性をしっかりと自分の中に落とし込まないと社内的にも説明もできないですし、自分の中でこういった施策をやるっていう判断もできないのかなと思っていまます。まず知識のアップデートだったり、勉強だったりWebマーケティングに対する造型を深めるっていうことが非常に重要かなと思っております。

弊社の場合幸い、もともと印刷通販というインターネット事業だったということと、代表も非常にWeb関連に造形が深いということもあり、会社的には新しいことをやっていくっていうのはすごい前向きですね。だたちょっと難しいところとしては、社内のメンバーにどう落としていくかっていうところは萩原さんに逆にどうやっているのかっていうのを聞きたいです。

萩原 そうですね。私の方も本当に周りの方々には時間がかかるっていうところで認識してもらうために徐々に徐々に効果を出していくっていうところで目標を立てています。
でもどうしても少しリソース不足というところもあって、なかなか伝えきれてないところがあって弊社でも大きな課題ではあります。

徐々にいい結果として月々レポートを出したり、なるべくそういった地道なところですかね。周りをちょっと巻き込んでっていうことをさせていただいてる感じです。

南條 先ほど矢嶋さんのデータを見せていただいて、まさにおっしゃる通りだなと思いました。
Webに関する知識だったりがないっていうのを本当に実感していて、自分も含めなんですけれども、引き続き勉強したいと思います。そういうところを解決するっていうのと、横で同じような悩みを抱えている印刷会社さん多いと思うので、そういう方と我々のためでもあるんですけど印刷オンラインコミュニティを立ち上げさせていただいたっていうところです。

萩原 そうですね。私も実際経験してきたことを提供してくれるっていうコンテンツなので、実際みなさんにとってもプラスになるものだと思っています。
深く説明していくセミナーも開催していこうと思いますし、マーケティングに関しても南條さんがしっかりとレクチャーしてくれると思いますので、ぜひ(印刷オンラインコミュニティを)活用していただければと思っております。

印刷会社のような従来型の産業にMAツール売る時の課題感・従来型な産業の会社が持った方がいいマインドとは?

南條 矢嶋さんに質問していいですか。印刷会社のように従来型の産業にMAツールを売っていくのは難しいところがある思うんですけど、そこの課題感とか従来型な産業の会社にもう少しこういうマインドを持った方がいいとかはありますか?

矢嶋 僕らも母体が印刷系になるので「どういう状態にある」とか「どういう心理状態にある」とか、その辺の感覚は持っている自負はあります。その上で思うのが、まずオンラインを活用する以外に施策がないと思っているので、そこは前提の上で人も減っていくんですよね、人材が。そこで今までのアナログな外回りをして新規獲得をしようとかそういう動きではなくて、なるべくテック(機械)に動いてもらうような形になります。

テックと人力を使った営業の活動。これが融合するような形が今後絶対に必要になってくると思っているので、世の中がそういう流れでトレンドで動いているんだなというところをまず知っていただく。ここでも全然まだ間に合うというか、遅い段階ではないと思っています。

「今はテックを使いながら本当に熱い人だけ営業として使う時代なんだな」とか
「熱くない人がテックによって熱くなってくんだな」とか

そういう新しい世界観が少しでもイメージいただけてたら嬉しいなと思います。

南條 そうですよね。MAツールを導入しても既存の営業というか足を運ぶ営業は並行してやっていくというのが来る未来、どっちかだけじゃなくてどっちもっていう形になるんですかね。

矢嶋 おっしゃる通りですね。僕らも所属している課の名前がもともと「オンラインセールス課」っていう名前だったんです。立ち上げ段階では100%オンラインに振り切ったんですよ。
なんですけど、今は課の名前も部の名前も変えていてですね、両方共存しています。

例えば大きな単価になるお客様とか、これはフェイスtoフェイスでお会いするべきだとかそういう業界になると直接お伺いすることもありますし、そうじゃないお客様にはWebの力を使って効率的に対応していく、こういう共存の動きってのが必要になっていくかなと思います。

南條 そうですよね。人と人のセッションみたいなものは並行して重要ということですね。

矢嶋 おっしゃる通りですね。業界業種の特徴とかもありますし、クライアント先によってフェイスtoフェイスを好む方もいらっしゃれば、特にこだわりがない方もいれば、Webの方が助かるという方もいてこのバランスが日々変わっているのが今だと思っています。柔軟に自社も変化しつつ合わせていくような形になっていくと思っています。

南條 勉強になります。

マーケティングについて「どこから手をつけていいかわからない」という方にアドバイスをお願いします。

萩原 参加されている方の中にも「どこから手をつけていいかわからない」という方が結構いらっしゃるのかなと思います。私も最初そうだったんですけども、そういった方にアドバイスをお願いします。
どの辺りから入り込んでいけば入りやすいかなとか、そういった経験上の何かありました教えていただければと思います。

矢嶋 そうですね、いまマーケティングってWebで検索したときにヒットする情報が多すぎてですね、日々新しい施策とか新しいツールとかたくさん出回っている世の中なので、
「これ新しいからやってみよう」とか
「これいけてそう」とか
そういったきっかけで入ってしまう会社様が結構多いと思うんですけれども、本質は新しさではなくて本当にこれが効果が出るかというところなので、僕ら一つ理念として「新しさでなく最適なマーケティング施策を選ぼうね」というところを重視しています。

言い換えると従来のやり方です。南條さんもおっしゃっていらっしゃいましたが、広告の施策とかSEOの施策とかってずっと前からあった施策なんですけど、今も各社本当に注力して取り組んていますし、そこが全て本質だと思っているので新しさとか情報の多さに惑わされることなく、これは本当に効果が出るのかなっていう疑いの目から入る。

どうやって疑うんだよって方も当然いらっしゃると思うので、そういった方は本当にご相談いただきたいなと思います。

南條 そうですね、確かにおっしゃる通り、日々(新しいものが)出て来るので何をどこから手をつけていいかとか。やっぱり知識のアップデートをして、こういったセミナーとかに足を運んでいただいている方はすごくアンテナが高い方だと思うので、そこから自分に必要なものを自分で選んでいくっていうのが重要かなと思います。プロフェッショナルの意見を聞くのはすごい重要なのですけど、(最終的に)自分の中で判断する、鵜呑みにしないで自分で判断したり、自分の会社にカスタマイズしてっていうところが重要かなと思います。

萩原 私もWebのセミナーとか足を運んで行ったりもしてましたけど、おっしゃられることの本質っていうのは同じようなところにあるのでそこに気づけると、なんとなく近道になっていくのかなと思います。
先ほど矢島さんのおっしゃられてた通り、根本的なところ昔からあるっていうとこと、そういったところから入ってみるっていうのも確かにやりやすい部分かなと思います。

南條 時間も過ぎてしまっています、ぜひ印刷コミュニティの無料相談もありますので、ぜひ継続的に情報交換できればと思っております。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

さいごに

以上、【印刷オンラインコミュニティ第1回 無料Webセミナー 】コロナ時代における印刷会社のWeb活用戦略と実際の成功事例の内容をご紹介しました。

第2回 無料Webセミナーもただいま企画進行中。お楽しみに!

※本ブログにはプロモーションが含まれています。

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