テレワークやリモートワークが増え、「直接会って名刺を受け渡しをする」という機会も少なくなっているのではないでしょうか。そんな昨今にぴったりな名刺が、より特別で個性的な『ウッド名刺』です。
ウッド名刺ってどんな名刺?ウッド名刺のメリット・デメリットからオススメのデザインまで、一挙にご紹介いたします!
目次
ウッド名刺ってどんな名刺?
本物の木を使用した特別な用紙を使って名刺印刷を行うのが『ウッド名刺印刷』です。
天然素材ですので、1枚1枚で木目の模様が異なります。そのため、それぞれが個性的な『世界で1枚の名刺』として輝きます!
木目だけでなく木の香りも大事な特徴のひとつ。
視覚や触覚だけでなく、嗅覚でも印象に残る名刺に仕上がります。
例えば『ウェブ打ち合わせの後、資料は別途郵送で…』というときにも、ウッド名刺を添えて送れば、リモートでは届けられないさわやかな木の香りと一緒にお届けできるんです。
「薄い木だから、簡単に折れちゃうんじゃないの?」
と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実はこのウッド名刺、使用するのはただの「薄い木材」ではないんです。木材と木材の間に紙を挟んで接着されており、紙の柔軟性と木の程よい硬さを併せ持つ、よりしなやかで丈夫な用紙となっています。
無理な力を入れると折れてしまったり、折ったところに跡がついてしまうのは紙の名刺と同じですが、間に挟まれた紙が繋ぎとめますので「パキッと折れてバラバラになってしまう」ということはありません。
せっかくなら木の質感を活かしたデザインで!
木目の質感を存分に活かすなら、余白を広くとった白地多めのデザインや、淡い色を使ったデザインがおすすめ!
濃い色を使うと木目が見えにくくなってしまいますが、うっすら木の雰囲気を感じられる、ミステリアスな雰囲気の名刺に仕上がります。
伝統的なデザインにも
木目の雰囲気を活かして、伝統的な印象のデザインの名刺を作るには?
家紋やロゴマークを入れるだけで、伝統を感じさせる1枚に仕上がります。
4色カラーでも印刷できますが、黒1色ならまるで『墨で書き入れた木札』のような仕上がりに。
ロゴやテキストをなるべく左右対称に配置すると伝統を感じさせるデザインらしくなります。
フォントは明朝体や、楷書体・行書体など筆で書いたようなフォントもおすすめ。
着物、和装、日本酒、古典芸能、観光業など、長い歴史を持つ企業様の名刺にぴったりの名刺印刷です。
こんな業種におすすめ!
- 着物、和装
- 日本酒
- 古典芸能
- 博物館、美術館
- インバウンド事業
『市松模様』や『麻の葉模様』など和の伝統模様も!模様を広範囲に入れるときは、明るめの色にするとより木目が映えますよ。
洋風デザインやイラストも
ウッド名刺は、幾何学模様を取り入れた洋風デザインにも合う名刺印刷です。
色数を絞ったイラストを使えば、版画のような印象に。
『古き良き文化を取り入れつつ新しいものを作る』という事業のショップカードにも最適な用紙です。
こんな業種におすすめ!
- リメイク雑貨
- 古民家カフェ
- インテリアデザイン
- セレクトショップ
名刺以外にも!こんな使い方
アクセサリー台紙やショップカードに
ハンドメイド雑貨のアクセサリー台紙や、ショップカードに。
木が持つ暖かみやナチュラルな印象が、ショップの世界観をより明確に、より伝わりやすく後押します。
紙と同じようにハサミで切れる程度の硬さですので、サイズ調整や穴をあけたりなどの手作業での後加工も簡単です。
記念品・コレクションカードに
観光地の記念品やコレクションカードとしても。
お子様・ご家族連れのお客様にも木の触感を楽しんでもらえるのではないでしょうか。
気をつけていただきたい点
天然素材ですので、木目の出かたを選ぶことができません。
そのため、同じ注文でも、ものによって木目の色が濃かったり、筋の密度が高かったりする場合もございます。
こういった箇所に細かい文字が印刷されると読みにくくなってしまう可能性があるため、フォントサイズは6pt以上が安全です。
QRコードも同様に、細かい木目と重なるとカメラで読み取れなくなってしまう可能性があります。
QRコードはいつもより少し大きめに、1辺の長さが『2cm以上』を目安にデザインしてみてくださいね。
ウッド名刺のメリット・デメリット
メリット
- 同じデザインでも手軽にイメージチェンジ!
- それぞれが世界で1枚の名刺に
- 和風、ナチュラル感のある事業には特におすすめ
- 木の香りもイメージアップに!
デメリット
- 細かい文字や細かいQRはおすすめしません
- 紙と同じように、折れると元のようには戻りません…
今後、新年や新年度で名刺を刷り足したり、または
デザインからリニューアルする方もいらっしゃると思います。
手軽に木の名刺を作れる『ウッド名刺印刷』を候補に入れてみてはいかがでしょうか。